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活動報告

大坪市長の4年間の総括

市民満足を最大化するために最大限の努力をすべき

平成29年度市政運営の基本などに対して、所属会派「市民クラブ」を代表して質問しました。 

大坪市政の4年間を総括すれば、依然として、高齢化に伴い、医療・介護費用が膨らみ、厳しい財政運営が強いられてきましたが、財源が限られる中でも、「選択と集中の徹底」による施策の重点化でメリハリのある予算編成を目指し、困難な課題に真摯に向き合って取り組まれてきたと評価できます。しかし、困難な課題は、実現してこそ意味があります。

国では待機児童ゼロの目標を掲げてきましたが、平成29年度末までの目標達成は困難との認識を示したばかりです。長年実現できていない待機児童問題を解決することは簡単なことではありません。日野市も困難な課題を先送りせず、真正面から向き合い、立ち止まらず、まだ実現できていない大坪市政の基本姿勢や主要3戦略の実現においては、さらにスピードを上げて取り組むことが重要な要因であると考えています。

また、新たな4年間は、4年前の市制施行50周年の年に市長が就任した時のように、再び大きな節目を迎えることになります。特に、平成32年度(2020年)は、最上位計画に位置付けられている「2020プラン」の最終年度や新南平体育館建設事業をはじめ、3つのレガシー創出などに取り組むうえでも重要な期間であることを再認識するととも、新たな一歩を踏み出して具体的な行動につなげていくことが大切です。

そして、私たち市民クラブは、市民満足を最大化するために最大限の努力をすべきだと主張してきました。これは、すべての施策に共通するコンセプトです。もしこのコンセプトを市政運営の中で100%実現することができたら、その市政運営は100%成功すると思います。あまりにも当然すぎて、しばしば忘れられてしまうコンセプトでもあります。なぜ市民満足が重要なのか。何のために市民満足の向上を図るべきなのか。この問題を真剣に考えることは、市民と良好な関係性を築くうえで大切であり、大坪市政の強固な土台となるはずです。

市長就任1期目の総括に当たり、平成29年度も財源が限られる中でも市民満足を最大化するために重点を置いた15項目の施策のうち、より力を入れて取り組むべき、そして課題解決が期待される3つの重点施策に絞って市長の決意を問いました。

①恒常的な政策課題となっている「子育て施策のさらなる推進」

②市長のモットーである「諸力融合のさらなる推進」

③新南平体育館建設事業や3つのレガシー創出を目指した「東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて」